TTM8は計算機の内部構造を学習するための工作キットで、ロジックICのみの組み合わせで動作するCPUです。8bitCPUであり汎用性のある命令を16種類実行可能な実用性のあるCPU となっています。プ ログラムは最大64命令から構成することができます。命令の組み方によって様々な動作をさせることできま す。搭載されたRAMはバックアップ電池にて内容が保存されているため電源を落としても書き込んだプログ ラムは保持されます。メインターゲットはこれからCPUの内部構造を学んでいきたいと考える学生や社会人 です。しかしながらこのCPU はユーザーが自由に拡張IOを増設できるように設計しております。熟練者や より学びを深めたいユーザー様には自ら拡張基板を製作して頂き、制御対象をTTM8で制御するというような使い方も想定しております。
商業製品版
製造・販売:株式会社ビット・トレード・ワン
部品の注文、小さな袋にそれぞれ梱包、漏れがないかの確認、全体をまた梱包、発送そして在庫管理…これらの作業はかなり時間と手間がかかり、個人でおこなうのは限界がある…。そこでビットトレードワン様に協力していただきます。
まずこれまでの「TTM8」とほぼ違いはありません。
機能面の変更はありませんが、いくつか変更・更新があるので紹介します。
- 値上げします
- ロゴを新しく作成しました
- 製品名を変更しました
- アクリル板に刻印が入ります
作業を委託するので当然なのですが、イベント会場での手売りやこれまでの通販の価格からは値上げします。正確な値段はビットトレードワン様のページにて確認をお願いします。続けていくには適切な価格設定が必要です。ご理解いただけると助かります。(ビットトレードワン様はかなり頑張っていただけました)
商業製品版が出るにあたって新規にTTM8ロゴを作成しました。
これまでは既存のフォントをベタ打ちしておりましたが、ロゴがあるとより製品らしさが出ますね。
基板に電子パーツがぎっしり詰まっている感じとたくさんのはんだ付けを行う濃厚な体験、これらは太い文字をぎゅっと詰めて表現しました。また、均一な太さの「TTM」と傾いた「8」に少し角丸を付けて、本製品の二面性、製品の学べるキットとしてのまじめな側面がある一方でホビーとしていろいろ遊べる側面のバランスを取りました。真面目過ぎず、遊びすぎず両方の雰囲気が出るように…。
電子ライダー氏にロゴの素案を見せた時「これ8が傾いてるのは、拡張性の表現、つまり無限大(∞)の可能性があるってコト!?」という反応をいただきました。…もちろんそうです。すべて計算通りですね。(成瀬)
個人生産版:「ロジックICで創るCPUキットTTM8」
商業製品版:「ADTTM8 ロジックICで創る自作CPU組み立てキットTTM8」
かっこいい。
商品ページ
取扱説明書 組立説明書
TTM8の取扱説明書と組立説明書は下記からダウンロードできます。必ず確認してください。
TTM8取扱説明書ver1.2
TTM8組立説明書ver1.2
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